妊娠の可能性を高める為には排卵日を正確に知る必要があります。妊娠可能なのは排卵日の前後ですので妊娠するためには排卵日を基礎体温、排卵日検査薬、その他の方法を併用して排卵日を正確に知る必要があります。
妊娠の可能性を正確に知るためにには、排卵日がいつなのかを正しく把握する必要があります。排卵とは女性の卵巣の中ある原始卵胞という卵子の「もと」がホルモンの分泌によって大きくなり、直径0.2mmくらいに成熟し排出されることを言います。この排出される成熟した卵子と精子が出会うことができ、無事受精が完了すれば卵子が受精卵となって子宮の内膜にもぐり込み、着床し妊娠となります。従って卵子が成熟するタイミングと子宮が妊娠の準備をする排卵日を知ることが妊娠のタイミングをはかる上でとても大切な事になります。1回の排卵は1個だけで通常、排卵日は平均28日前後を1周期として巡ってきます。排卵時には子宮に血液と養分が十分に送られ内膜の状態が着床、妊娠にそなえ受精卵の生育のための準備をします。
受精から着床まで約6〜10日ですが、排卵された熟成卵子が受精しなかった場合や受精しても着床、妊娠しなかった時は、子宮内で養分が蓄えられて厚くなった子宮内膜がはがれ落ち、剥離してすべてが血液といっしょに体外へ排出されます。これが、生理(月経)なのです。
妊娠の可能性が高まる排卵日のを知る方法は様々ですが、自分自身で排卵日を推測する方法に基礎体温を測る方法があります。基礎体温の「基礎」という意味は人が命を保つための最低限のエネルギーという意味です。つまり基礎体温とは人が何の活動もしていないとき、具体的には睡眠中の体温ということになります。人の身体、特に女性の身体はホルモンの分泌の状態によって基礎体温が常に変化しています。言い換えれば、基礎体温を測りその変化を知ればホルモンの分泌の様子が推測できるということになります。排卵はホルモンの分泌によって起こりますので、排卵日も基礎体温の変化をみることでを予想をすることができます。基礎体温の測り方は朝、目覚めたらからだを動かし始める前に寝床の中で測ることが重要です。睡眠中に近い体温を測る為です。また、基礎体温は毎日継続して記録しなくては意味がありません。毎朝必ず計測するという習慣をつけることが必要です。
まず、基礎体温による排卵日の推定方法ですが、毎日の基礎体温の動きをグラフにすることから始めます。基礎体温には低温期と高温期があり、低温期の終わりに、さらに体温が下がり、また上がってくるポイントがあります。これが、排卵日の兆候です。つまり、基礎体温が一度下がり、また上がってくるこの時期が、妊娠しやすい時期ということが言えるということです。ただし、基礎体温は継続して記録し、その変化を見なければ排卵の判断ができませんので基礎体温を測り、記録して変化を見る期間は、月経の2〜3周期、約3ヶ月分は必要です。その他に基礎体温から推測する以外に、尿の中にある排卵を促進するために分泌されるLHホルモンの濃度を測る排卵日検査薬で調べるという方法や「おりもの」の色や粘度で排卵日のサインを判断することも可能です。ここで肝要なのは一つの兆候だけでなく複数のサインを組み合わせて、排卵日を推測するということです。いくつかのサインを判断材料にした方が妊娠の確実性がよりいっそう増します。